開田小学校馬耕体験について

 平成19年5月21日、木曽町開田高原の開田小学校5年生の田んぼにて地元の方と木曽馬乗馬センターの
協力により実施しました。今回も以前行った駄載技術の保存に関係しており、町教育委員会の協力で小学校
の田んぼを借りることとなりました。
 まず、Oさんに「鋤(すき)」について教えていただき、まずは鍬で田起し体験。どれだけ人力での作業が大変
だったかを体験してもらいます。

 次に、実際に馬に鋤を付け、田起しを実演。馬は乗馬センターで馬車を牽いている「空(そら)号」です。
狭い田んぼですが、空号が歩くと田が起きてペリペリと返っていきます。
 この馬鋤ですが昭和20年ごろに流行しだしてOさんのところでは40年代まで使っていたそうです。

 

 最後に、馬がどのくらいでこの鋤を牽いているかを体験してもらうために5年生に鋤を牽いてもらいましたが・・・。
 10人くらいで牽かないと起こすことが出来ず、馬の力を実感していました。
 来年以降も機会があれば行う予定です。

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