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木曽・開田の「わらび野」として自然と同居した六年を経て、2011年の春、古巣の名古屋ではじめたお店です。繁華街の喧噪からはなれた、工場地帯のなかで夜ごと灯る大人の「隠れ家」の物腰。ひっそり営んでおります。木曽開田の高原で自家栽培する野菜、天然の山菜、きのこを素材にしたおなじみの山里料理はもちろん、尾張、三河、伊勢、美濃の素材も独自に取寄せてお客様の「旨い!」を歓びに精進する日々。基本メニューのお料理やお酒のほか、でき得るかぎりご要望にお応えしますので、ぜひともお寄りくださいませ。
「わらび野」は古民家風のつくり。近くまでいらっしゃれば、すぐに見つけられると思います。
わらび野写真
わらび野
長野県木曽郡木曽町開田高原末川3899-6
電話 0264-42-3211
携帯電話 090-4261-1755

お車で
〈東京から〉 中央道八王子IC…伊那IC …R361へ
伊那ICから約45分
〈名古屋から〉 名神高速道路…小牧IC…中央道中津川IC…R19…R361へ
中津川ICから約1時間15分

交通機関
〈名古屋から〉 JR中央本線・木曽福島駅下車
「開田支所行き」バスで約30分
「中沢」バス亭にて下車 徒歩3分
◆定休日はございません。日時はご希望に応じます。
昼席3000円〜 夜席5000円〜 これが私の想いです。
長野県の、木曽郡の、さらに木曽町の、開田高原。
都会生まれの男が、その地に惚れ、地元名人に教えを乞いながら自身で山々に分け入り山菜や茸とり、渓流に降りては岩魚を釣り上げる、野菜の自家栽培、親しくなった方々から分けてもらう猪や鹿といったジビエも。

それら稀少で新鮮な素材を、「新鮮」という名の厳しい賞味期限のうちに調理、提供する。
開田での暮らしでは、「旬」のうまさ、「鮮度」のうまさ、時には暑さや寒さも、うまさのためのものかと思え、信心深くない私でも感謝の気持ちが沸き上がるのです。
料理人として学んだことは「素材を新鮮なまま活かすこと。余分な技巧や盛りつけを止め、お値打ちに提供すること。」です。
昼席は、3000円〜 夜席は、5000円〜 。予算やご要望にお応えできるよう努めます。
食材の産地や種類について
天然岩魚・養殖岩魚
御岳の山奥、秘密の滝壺などから店主が釣り上げ自家調達する天然物の岩魚は、主に「岩魚の骨酒・岩魚飯」に使います。タイミングがよければ塩焼、お刺身でお出しできることもあります。天然岩魚は、やはり旨い!尾ひれが大きくてピンと張っているのが特徴。この天然岩魚は木曽に生息する純系の「ヤマト岩魚」という種類です。
*天然岩魚は、基本的には一度完全に焼いて水分を無くします。水分を除くことで保存できるようにします。
 
天然岩魚の骨酒(岩魚飯にも使用)
天然岩魚の骨酒(岩魚飯にも使用)
店主が釣った天然岩魚にこだわっています。お刺身や塩焼と違い、骨酒には骨からじっくりと出る旨味が必要です。他店ではまず出会えない天然岩魚の骨酒。
半日を要しじっくり焼きます。
 
岩魚卵の醤油漬
岩魚卵の醤油漬
オレンジキャビアともいわれるほど高価なイクラ(岩魚の卵)を醤油漬けにしたものです。まるで宝石のようにキラキラと輝き、さっぱり上品な味わいです。
白いご飯との相性は抜群なので、これでいただく岩魚いくら丼は、わらび野ならではの贅沢です。
 
岩魚の塩焼
岩魚の塩焼
手間・ひま惜しまずじっくり焼きますので頭から尻尾まで美味しくお召し上がりいただけます。香ばしくなんともいえぬ旨さ。鮎のように骨を残そうとしないで頭からかぶりついて下さい。
 
岩魚の刺身
岩魚の刺身
まったく臭みなしです。安定してお出しできるよう養殖岩魚を使用します。生け簀から引き上げ5分後には、お刺身にしますのでとても新鮮、味わいもご満足いただけるものです。上品な甘み、ハリのある食感です。
天然鹿天然鹿

鹿肉を食べられたことのない方は、どうぞ一度ご賞味下さい。牛や豚に比べ高蛋白・低カロリーで、まったく臭みもなく柔らか。
成分的には、鉄分が豊富で脂肪が少ないため調理をあやまると、硬くて美味しくないものになります。店主が、新鮮な素材を仕込み、腕によりをかけ鹿肉本来のおいしさをお伝えできるよう努めますのでご期待ください。

猪

11月になると天然の猪は油分の多いドングリや木の実をたくさん食べ育つので独特の香りを持ちます。寒さが増すほど脂肪を蓄えるので脂がのった良質の素材を鍋ものや一品料理でご提案します。
猪の醍醐味は脂。脂を蓄えた時季の猪肉は鍋にしてもすき焼きにしても美味。
猪肉は臭いとの先入観を持つ方もいらっしゃるようですが、開田の猪肉は、鮮度がよく安全、まったく臭みがありません。

 
猪肉の自家製燻製
猪肉の自家製燻製
にごり酒、赤ワインとも相性のいい料理。面白いのは、猪が生息する山で採れる珍しい「山塩(岩塩)」をつけいただくスタイル。寒い冬こそ食べたくなる味です。厚めに切っていただくと旨味が存分に味わえます。
キノコキノコ

開田高原では9月ごろからは、キ ノコが採れ始めます。 霜降りシメジ(カヤシメジともいう)は、寒くなると採れる、とってもいい出汁がとれるキノコです。 お米と一緒に炊くととても旨い。 コガネダケは、その名の通り黄金色。茹でて水に浸してから美味しく調理します。歯ごたえがよく、汁ものに入れたりします。ロウジは、美味しく苦味があり愛嬌のあるカタチをした貴重なキノコ。わらび野では、それら何種類ものキノコを一緒に入れたキノコ鍋が自慢。秋の味覚を楽しみにお待ちください。

 
希少な夏松茸
希少な夏松茸
夏場のほんの一瞬しか山に生えないマツタケです。運が良ければ季節のお料理に登場しますので乞うご期待。
山菜山菜

開田高原の春はゆっくりと訪れます。その頃になると山菜を使ったお料理をお楽しみいただけます。天然ものはやはり美味!
味も香りも秘められた勢いも他とは全く違うもの。店主も足繁く開田に通い、この季節だけの味覚を追い求めます。
また、山菜だけでなく野草も、美味なる素材、クローバー・タンポポ・野カンゾウ・野セリなど、素材味を活かした調理でご提供したいと思っています。

自家栽培野菜

自家栽培野菜

開田の小さな畑で、お店で使う野菜を栽培しています。鮮度が良いと匂いも強いしもちろん美味しいし、野菜から発するパワーも違います。食べれば味覚はもちろんですが身体全体で、自然の勢いを感じられるはず。農薬を使わないもぎたてをそのまま食べても大丈夫な野菜たちは、いろんな料理の主役、脇役として登場します。
トウモロコシ、かぼちゃ、トマト、きゅうり・ししとう・唐南蛮・みずナスなど、どれも開田高原の堆肥と土で育てます。